こんにちは!有限会社カーボイスの伊藤です。
今日は「ウォーターポンプ」についてお話しします!
普段あまり意識することのない部品ですが、実はエンジンを冷やしてくれる大切な役割を担っています。このポンプが故障すると、最悪の場合エンジンがオーバーヒートしてしまうことも。では、どんな症状が現れるのか、どう対処すれば良いのかを見ていきましょう!
そもそもウォーターポンプってなに?
ウォーターポンプは、エンジン内を循環している冷却水(クーラント)を動かすためのポンプです。
エンジンが動くとものすごい熱が発生します。その熱を効率よく冷ますために、冷却水がエンジンの中を流れ、熱を外へ逃がしています。この冷却水を動かすのがウォーターポンプの役割です。
ウォーターポンプが故障するとどうなる?
ウォーターポンプが壊れると、冷却水が正しく循環しなくなり、エンジンが熱を持ちすぎてしまいます。主な症状としては:
- エンジンがオーバーヒート
メーターに「H」の警告灯が点灯したり、エンジンルームから蒸気が出たりすることがあります。 - 冷却水漏れ
ウォーターポンプのシール部分が劣化して、エンジン下に冷却水が漏れることがあります。車の下に緑色やピンク色の液体が溜まっていたら要注意! - 異音がする
ベアリング部分が摩耗すると、「キュルキュル」「ガラガラ」といった異音がすることがあります。 - 冷却水の減少
繰り返し冷却水を補充する必要が出てきたら、ウォーターポンプの故障が疑われます。
故障の原因は?
ウォーターポンプが故障する原因としては、以下が挙げられます:
- 経年劣化:特に10万km以上走行した車では要注意です。
- 冷却水の管理不足:古くなった冷却水は、ポンプの部品に悪影響を与えることがあります。
- ベルトの異常:ウォーターポンプを動かすベルトが緩んだり切れたりすると、ポンプが正常に動かなくなります。
ウォーターポンプ故障の対処法
ウォーターポンプの故障が疑われる場合は、すぐに整備工場に相談してください。放置するとエンジンが大ダメージを受け、大掛かりな修理が必要になる可能性があります。
また、定期点検で以下をチェックしておくと安心です:
- 冷却水の量や状態を確認
- ベルトの緩みや摩耗を確認
- ウォーターポンプの異常音や水漏れをチェック
まとめ:早めの点検でトラブルを防ごう!
ウォーターポンプの故障は、早期発見で大きなトラブルを防ぐことができます。
普段から「冷却水の量や漏れ」、「エンジンルームの異音」に気を配り、気になることがあればすぐにご相談ください!
有限会社カーボイスでは、点検や修理を通じてお客様の安全なカーライフをサポートしています。お気軽にお電話やご来店くださいね!
それでは、また!